LINEで無料相談相続関係説明図とは、亡くなった人（被相続人）と相続人の関係が一目で分かるように作成した表です。相続関係説明図は、相続登記の際に法務局に提出することにより、戸籍謄本等の写しを提出することなく、戸籍謄本等の原本還付を受けることができます。
この記事を書いた人
相続登記・名義変更の司法書士相談サイト 代表司法書士
尾﨑政友
１．相続関係説明図とは？
相続関係説明図は、被相続人を中心に、親や子ども、兄弟姉妹や孫などの関係人を線でつないで記載します。一般的には「家系図」のような形式で作成しますが、厳格な書式はありません。ただし、以下の点に注意してください。
- 被相続人との続柄を正確に記載すること
- 生年月日や死亡年月日を記載すること
- 代襲相続や養子縁組などの特殊な事情がある場合は注記すること
- 戸籍謄本等と整合性があること
２．相続関係説明図の書き方
相続関係説明図を作成するには、まず相続人調査を行って必要な書類を集めます。一般的に以下の書類が必要です。
- 被相続人の出生から死亡するまでの連続する戸籍謄本等
- 被相続人の住民票の除票又は戸籍の附票
- 相続人全員の戸籍謄本
- 相続人全員の住民票
これらの書類をもとに、被相続人と各相続人の関係を確認し、表にまとめます。表はエクセルやワードなどのソフトを使って作成することもできますが、手書きでも構いません。以下に記入例を示します。
【記入例】
３．相続関係説明図のテンプレート
相続関係説明図のテンプレートは、以下のリンクからダウンロードできます。必要に応じて編集してご利用ください。
- 相続登記の必要書類についてさらに詳しく知りたい方は、「相続登記の必要書類のよくあるご質問」をご覧ください。
- 相続登記・名義変更をお考えの方は、名古屋の司法書士による「相続登記・名義変更のサービス」をご覧ください。
- 相続登記・名義変更についてご相談をされたい方は、名古屋の司法書士の「無料法律相談」をご覧ください。
